
うつ病の治療は、良くなるまでに約半年くらい~1年ほどかかると聞きます。自分に合う薬が見つかって、気持ちがゆったりできるように過ごせば、1年ほどで生活のリズムが戻り回復していくと言われています。
うつ病は他の病気と違って、右肩上がりに良くなっていくのではなく、症状に波があり、
良くなったと思ったら、また調子が悪くなる。不調が続いたあと、気分が良くなったと思ったら、また気持ちが落ち込んだりする。小さい波、大きな波を繰り返しながら、少しずつ治っていく病気なんだそうです。
うつ病の回復途中に、揺り戻しという、症状が悪化してしまったように感じることがあります。
管理人の場合は、抗うつ薬を飲んで3か月くらいたった頃、多少の気分の浮き沈みはあったものの、大きな症状の悪化(うつの波)もなく、このまま回復していくと思っていた矢先、うつの揺り戻しの症状が出ました。
- うつになって、家族に迷惑をかけている気持ちと、何もできない焦リ…
- 昨日までは元気だったのに、曇りの日や雨の日、低気圧になると症状が悪化する
- 何事もやる気がない、以前のようにパワーがでない自分が悔しくて涙が出る
- 抗うつ薬をしっかり飲んで、睡眠もとっているのに、なぜ??
と、いう心境でした。
メンタルクリニックに診察に行くと、「うつの揺り戻し」の症状が、ちょっと強く出ているだけだから心配がない。うつは波を繰り返していく病気。辛い今、薬をちょっとだけ増やしてもらい、うつの波を乗り切りました。
特に、自分のうつの症状が良くなって、ちょっと無理をしてしまう。すると疲れてイライラして家族にあたってしまう。、うつは気分の波が人よりも大きく感じるので、いったん落ち込むと、どんどんと考え方がマイナスになってしまう。
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すると、どんどん落ち込んでいき、「もう、うつが治らいのではないか?」「不安が不安を呼び、さらに落ち込みがひどくなってしまう」
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自分で自分を追い込んでしまう状態になることが、多々ありました。心配が心配を呼んでさらに症状が悪化してしまいます。
うつの揺り戻しは、回復過程によくあることなので
必要以上に心配しない 余計な事は考えない 辛かったら寝る
私の場合は、うつの揺り戻しがくると、時間がある限り寝ていました。家族も飽きれるくらい。十分に寝て脳の疲れがとれると、自然と気持ちが上がってきます。
気持ちが上がってくると、あぁ、心が疲れていたんだなぁ、といつも感じていました^^
うつの揺り戻しのときは、自分で自分を責めないこと。調子が悪いのは今だけ、先の事を考えないのか一番に思います。