「その後のツレがうつになりまして」で読んだのですが、うつの治療方法のひとつに、自分の症状を日記書く。
という日記を使った認知療法というものを知りました。
日記をつけることで、自分の考え方のクセを知って、ストレスを減らすような考え方や行動に気づくことができるようにすること
- うつになりやすい方は、黒か白かハッキリさせたい。極端な考え方をしてしまう
- 言葉で自分を追い込んでしまう
- 自分を特別扱いしてしまう
- 悪い予想を立てて自分ではまってしまう
病気になると、このような状態になってしまうので、物事の考え方(認知のゆがみ)を修正することで、病気の苦しみの感じ方をやわらげるようにするメリットがあるそうです。
※「その後のツレがうつになりまして」P48ページを参考にさせていただきました。
日記にその日の天気や気持ちの変化や食べたもの。その日できた事を簡単に記すのも良いのですが、
ブログを使った認知療法というものもあります。
管理人は家族にもうつ病の事を理解してもらえなく、周りに相談できる人もいない。
うつ病になってからの孤独感を紛らわすため、認知療法として自分の歪んだ考えた方を修正するため。うつブログを立ち上げてみました。
うつ病友達ができることのメリット
うつブログを立ち上げてからのメリットは、ネット上でうつ病を抱える友達ができたこと。
自分と同じような症状で、同じような環境にいる方から、コメントをいただいたこと。アドバイスをいただいたり、うつの波でもがいているとき、調子の悪いときに励ましのコメントをいただけたことで、
うつ病と闘っているのは、辛いのはひとりではない。と心がほっとしました^^
うつ病ブログを立ち上げることデメリットに感じること
- ブログを更新するのが義務のようになってしまったり、コメント返信に疲れてしまう
- 寄せられたコメントに一生懸命対処しようと思うことで、自分の気持ちも引きずられてしまう
- 自分の症状と、相手の症状と比較してしまう
うつになる方は、真面目な方が多いので、ブログ更新も一生懸命になり、コメント返しも一生懸命。リハビリのつもり、自分の認知療法のつもりではじめたブログがストレスをためて負担になってしまう。
悪循環に陥ってしまうことも、ありえなくはないです。
認知療法として、うつブログを立ち上げるとき(うつブログを閲覧するとき)に気を付けることは、
- あくまでも自分のペースでブログを更新する
- 辛いときはブログ更新をお休みする
- ブログ更新を義務化しない
- 他人と自分の症状、環境を比較しない
これらが大切だと思います。
管理人も特に調子が悪いときは、回復傾向にある方のブログを読んで凹んでしまったり、私は何もできないのに、他の方はこんなに行動することができる、と
たびたびへこんでしまうことがありました。
うつは治り方も、環境も個人差があるので、考えても仕方がないことは気にしない。これがストレスをためないコツです。心に負担を書けないようにブログを更新して、うつ病仲間を作れたら嬉しいことはないと思います。
うつブログを立ち上げるのが面倒な方は、日記として簡単に毎日の症状とできたことを書いておくと便利です。
- 診察に行ったときに自分の症状を話す手助けになる
- どのくらいでうつの波がきているのかわかる
- うつの治り方はゆっくりなので、日記を読み返すことで、少しずつ回復しているのがわかる
自分のペースで、出来る範囲からはじめてみるのが良いと思います。
その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)