うつになって、抗うつ薬を飲んで、精神的にも少しずつリラックスできるようになって、

そして、元気が出てきた。

 

うつの波は数回経験して、うつが良くなると信じてきた。

 

それが、突然、どうしようもない不安感に襲われて、耐えられなくなる。

 

うつの揺り戻しの症状です。

 


Pontão do Leblon / Rodrigo_Soldon

自分なんていなくなったほうがいい。消えてしまいたくなる。

 

 

人に会いたくない、何もしたくない、やる気がでない…。

そういう症状は私にもありました。

 

なんでこんな事を書いたかというと、

ある読者の方から相談を受けたので、ここで答えさせてもらいますね^^

(※私は医者でも、カウンセラーでもないので、あくまで自分の経験をもとに答えを書きます)

 

私が経験した、うつの揺り戻し的な症状

 

私の場合、うつの揺り戻しの症状が出たのは、うつになって半年ほどしたとき、

抗うつ薬を飲み始めて半年したくらいの時でした。

 

原因はね、旦那との夫婦間のちょっとした感情のぶつけ合いでした。

 

当時の私は、旦那にうつのことも、何も話していませんでした。

うつの事もこんな症状がある、こんなに辛いとか、医者でこんな事を言われたとか。

自分の気持ちを吐き出さなかったし、言ってもわからないと思って黙っていました。

 

旦那に話す元気もなかったし、

話したところでキツイ言葉を浴びせられたら怖い、と思ったし、

絶対に理解なんてしてくれないと思っていたんです。

 

だから、会話はほとんどなかったし、家族と一緒に過ごすのも辛かった。

とにかく1人でいたくてね。

家族で夕飯を食べた後、自分だけ寝室に行って寝てしまっていたんです。

 

しかし、旦那は私のその行動が気に入らないらしく、

1人で部屋にこもって子どもの相手もしないし、寝てばかりだし、

何もうつについて話してくれない。

 

日によって急に怒り出したり、機嫌がよくなったり…。

腫物にさわるようで、何も言えない。

俺はどうしたらいいかわからない。

 

と、思っていたらしいのです。

 

 

それで、ある日、私と言い合いになり、喧嘩のようになってしまいました。

その時私は、旦那が話す言葉がすべて心に突き刺さり、

もう一緒にいられないかも、という気持ちにもなりました。

 

うつになって家族に迷惑かけているし、家のこともほとんどできない。

イライラするのは止まらないし、子どもにも普通に接することができない。

 

旦那と喧嘩したとき、動機が激しくなったり、目の前が真っ暗になって

貧血のような、めまいのような症状が出たり、

自分がこのまま死んでしまうのか、と思ったくらいです。

 

うつを治そうと一生懸命になって、抗うつ薬を飲んで頑張っているのに、

なんで旦那は私の病気を悪化させるような事をするんだろう…。

 

悔しくて、悲しくて、もうこのまま消えてしまいたいくらいになって、

涙が止まりませんでした…。

 


Cry / yoshimov

 

うつの揺り戻し症状は、抗うつ薬を一時的に増やしてもらって対処しました。

 

それでたまらなくなって、翌日メンタルクリニックに行って、

抗うつ薬を増やしてもらって、なんとか耐えていました。

 

 

旦那には頼れないし、わかってもらえないし、孤独感との闘いでした。

当時はうつのブログもやっていなかったので、気持ちを吐き出すこともできなかったし、

本当に辛かったです。

 

特に夜になると、暗闇に引きずり込まれるような不安感が襲ってきて、

眠るのが怖かった…。心がざわざわして、焦りもあって、落ち着けない。

そんな感じなんです。

 

薬を増やして、薬を飲んでいるだけではウツは治らないと知って、

(私の場合、旦那と喧嘩するたびに、うつが悪化する)

このままじゃいけないと思って、認知療法を学び、

少しずつ自分の考えを変えていくことができました。

 

その後、旦那と私の共通の知人から電話がかかってきたり、

(旦那が私の事を心配して、電話をかけてあげて欲しい、と頼んだらしい…)

自分の気持ちを吐き出すことで、心が楽になってきました。

 

 

うつは良くなったり、悪くなったり繰り返して治る病気です。

私の場合、ストレスがかかったり、季節の変わり目とか、天気とか、身体にストレスがかかると、

気持ちが下がったりうつ症状が悪化しました。

 

不安感、焦燥感、やる気のなさ、マイナス思考…。

負のスパイラルから抜け出せない時は、うつの波にのれていないのだと思います。

 

うつの波は経験すると、だんだんと波の対処がうまくなり、

波がきても、あっ、また波が来た。

この気持ちはうつのせいだ、と上手く波乗りできるようになります。

(自分を客観的に見ることができるようになる)

 

こんなエラそうなことを書いている私も、

うつの波に慣れていないときは、本当に怖かったです…。

 

また来るの、波が来るの?あと何回波が来たら治るの?

怖い、怖い、怖すぎる。誰か助けて!!と言った感じで。

 

調子の良かったときから、ずどんと気持ちが落ち込むと本当に怖いです。

たとえて言うなら、ホラー映画の幽霊が闇から襲ってくるみたいで。

 

怖い、辛い、どうしようもない、不安感に襲われる。

 

でも、そんな症状は、ずっと続くのではなく、時間が過ぎればいなくなります。

そんなうつの中に考える気持ちも、自分のものではなく、

うつという病気が考えさせていること。本当の自分ではない。

 

だから心配しないで。大丈夫です。

 

うつになるのは辛いです。うつの波が襲ってくるのも辛いです。

でも、うつにならなかったら、そのままの自分で頑張りすぎたら、きっと壊れていた。

 

自分が壊れる前に、脳が守ってくれた。無理しないで、ゆっくり休んでって。

 

だから、うつになった自分を責めることもないです。

うつになったのは、自分の行動や考え方を変えないといけないよ。というメッセージでもあると思います。

 

うつで薬を飲んでも対処するだけで、完全には治らないと思うけれど、

気持ちが辛いときは、薬に頼ったっていいんです。一時的にね。

 

良くなったら、また薬を減らせばいいだけのこと。それだけです。

 

今は辛いけれど、きっと気持ちが軽くなるときがきます。


朝日 / k14

 

私も辛い暗闇の中から出ることができたのだから…。

そう伝えたいです。

 

まとめ

うつの揺り戻しがきたときは、病気が気持ちを支配してしまっていると考える

うつになった事を責めない

うつの波がきたとき、無理に抵抗して、うつの波に深く飲み込まれないようにする

気持ちが沈むのは一時的なこと。また気持ちがあがるときがくる

 

最後に、本当に辛いときは泣くのがいいそうです。

 

人間は涙を流すと、ストレスが解消され免疫力が高まるそうです。

泣くと脳内ホルモンのひとつのモルヒネ様物質として知られる

「エンドルフィン」が増加すること。

 

エンドルフィンには強い鎮静作用があるらしく、

ストレス解消とスッキリ感をもたらすことが知られているようです。

 

私もうつの波のときに良く泣いていました。泣こうと思って泣くのではなく、

知らず知らずのうちに涙がこぼれてきて…。

泣いた後はスッキリした気持ちになっていた。そんな経験があります。

みなさんも、辛いときは涙の効果を、是非試してみてくださいね。